38歳女性 肺がん(1A)になりました!(タバコもすったことないのに…)

38歳(小2・年少ママ)で肺癌(1a)になりました。2015年8月に開胸術で右肺下葉切除。非喫煙者なので、まさに青天の霹靂。 「死んでる場合ではない」「肺癌も早期なら怖くない!」そう思って根治を目指します。

2015年10月

乳腺科(2015-0716)

また主人に子供を任せて病院。(申し訳ない)
やはり、カルテがある病院がいいので、α病院の乳腺科を受診。(初診受付は必要です)

あまり待たずに診察へ。落ち着いた優しそうな乳腺科E先生(女性)
問診(肺癌疑いで受診中とお伝えしました)を少しした後、初めてのマンモグラフィーに。

痛い痛いと聞いていましたが、あまりにささやかな胸のおかげか、技師の方が上手だったのかそんなに痛くなかったです。
でも、途中で機械の調子が悪くなり、待つことになったのが寒かったです。

そして、再び診察へ。
引き続きエコー。すぐに、「あー、これをひっかけちゃったんですね」と。
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・マンモグラフィーは問題ない。
・CT(肺用のもの)も見たが、問題ない。
・(エコーで)指摘された場所に脂肪の塊発見。(問題ないもの)
   塊の周りに血流もなく(癌の場合、血流が多い)、明らかに癌ではないものでした。
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先生の腕も違うのでしょうが、機械も検診のものより、素人目にもよいものでした。
まずは検診ですが、大きな病院(よい先生・最新医療器具)で診てもらうのも必要ですね。
逆は怖いです。(問題あるのに、発見できず)


そして、「肺の事があってご心配でしたでしょうが、こっち(乳腺)は大丈夫ですよ。」と。

涙がでそうになりました。
これまで、検査をする度に悪い結果しかでなかった。初めて良い結果でした。
心底ホッとしました。

一番悪い結果(転移で癌祭り)を回避できてとてもうれしかった。


この数日が精神状態が最悪の状態でしたが、これで気分もV字回復!!
肺は何も解決してないのに、自分でもビックリする程、この後、前向きになる事が出来ました。




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まさか!乳腺でE判定

2015-0714
肺癌疑いで落ち込んでいるところに、遅れていた健康診断の婦人科系の結果が返ってきました。

乳腺・・・E判定!!!(左乳腺腫瘍の疑い)
(子宮頸がんB判定)

肺癌は全くの予想外でしたが、乳がんは十分あり得る事ですから、E判定などもらうと確定された気分でした。(肺はC判定でした)
検診結果には紹介状も同封されておりました。
すぐにでも、病院に飛んでいきたいところでしたが、子供の予定もあり、明後日に行くことにしました。

原発が2つ?
乳から肺に転移した?(肺からの転移はないとの事でしたので)
体中癌祭りなの?

乳がんがショックというより、転移した可能性があるということは、進行がんであり、厳しい状況であるというのがショックでした。(他にも転移してるかも)


この日はあまり記憶がありません。
それでも、子供がいてくれたから、ごはんも作ったし、習い事も送り迎えしたし、何とか保てていたと思います。



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結局心配のないものでした。ご心配なさらず。



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お盆

インフォームドコンセントの次の日。
子供の幼稚園で「みたままつり」がありました。

迎え火をしご先祖様をお迎えします。
また、歌を踊り、ダンスを踊り、ご先祖様にも見て頂きます。

娘には浴衣を、息子には甚平。
とてもかわいい。(親ばか)

息子の遊戯を見ながら、成長に感謝し、来年はどこから見ているのかと感傷的になりました。
最後は、夜のお寺をちょうちん行列。なんとも幻想的です。


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お盆って、地方によって時期が違いますよね。
ご先祖様も「私、7月がお盆だからそろそろ帰るわ」「私の地方は8月なの」なんて言ってるんですかね。





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気管支鏡検査をキャンセル

インフォームドコンセントの中で、気管支鏡検査をキャンセルしたのですが、これは私の意見でした。
現時点で気管支鏡検査予約はありましたが、予約の時点でも「行っても価値はないかもしれない」「先に手術をすべきか悩む」というものでした。

<呼吸器内科の診察>
腫瘍発見~呼吸器内科~(2015-0706)


今回呼吸器外科D先生の診察時に分かったことは
<気管支鏡検査>
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【欠点】
・場所が悪く小さいので、細胞が採取できないかもしれない
・白(癌でない)の判定ができない。
⇒検査結果「黒(癌)でない」となった場合も「癌でなかったから白」なのか「細胞が採取できなかったから白」なのかの判断が出来ないということ。
【利点】
・黒とわかって手術した場合、手術時間が30分程度短縮できる(それだけ!)
⇒「癌か分からない状態」で手術に望んだ場合、腫瘍を切り取って、迅速病理にだす(約30分)。
 癌であれば、肺葉切除。癌でなければ、手術終了となる。
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また、その30分で手術の危険度が上がる事はないそうです。
ですので、気管支鏡のキャンセルを申し出ました。(元々内科医もやってもなーと言っていたし)

検査とはいえ、入院を伴い100%安全なものでもない。
気管支鏡検査をしたところで、白と判断できないのであれば手術は避けられない。
子供の事もあるし、手術までにそんなに家を離れたくもない。


もし、黒と判断できれば日程的に早く手術ができたのでしょうが、1か月後にCTを撮る事は決まってましたし、私はクールダウン&準備する時間もほしかったのです。



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インフォームドコンセント

引き続き呼吸器外科D先生。

インフォームドコンセントが行われました。
大学の教養授業を受けているみたいでした。(ちょっと楽しい)
大学病院ですから、ドクターは大学の先生ですもんね。当たり前か??

レポート用紙2枚使って説明してくれました。
大病をしたことないので、初めての経験でした。

内容は「肺癌についての講義と診療に関する説明」。
診療に関する箇所だけ書くと
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・肺癌の種類と特徴
  右肺下葉S10(肺の住所)に10mmの結節影。これは普通レントゲンでは見つからない。
  可能性としては高分子化型肺腺癌。これは顔つきが比較的よい。
・検査の種類と、伴う危険についての説明
  気管支鏡でも診断がつかない可能性あり。(キャンセル)
  (静脈が近く?)経皮的針生検は、気胸・空気塞栓の可能性もあるのでお勧めしない。
  一か月後CTで経過をみる(これを選択)
  診断・治療目的に手術(CT後)
・標準治療について
  1A…手術(右肺下葉切除、リンパ節郭清)
  1B…手術+抗がん剤
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1か月後に再CTを(2015-0709)

主人に会社を休んでもらい、母が片道6時間近くかけて子供を見に来てくれました。
親の面倒を見るべき年になりつつあるのに、逆に世話になってばかりで…

主人が一緒なのは心強い。
私は流されやすいのですが、主人は流されることはないので。

さて、今回は呼吸器外科のD先生。
本日は「手術説明・話し合い」の予定でしたが、D先生から口に出たのは、、
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・一切経過を見ないでの手術はお勧めしない。
・1か月後に、もう一度CTをthin sliceで撮ってから、手術の判断をすべき。
  ×大きくなっている→癌である。手術。
  〇小さくなっている→癌でない。よかった。
  ?変わらない→手術かな。
・1か月で転移する可能性は低い(但し、断言はできない)。
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でした。方針が変わったのか?伝言ゲームに失敗したか??

しかし、これは私に取ってはうれしい結果。
ここまですごい勢いで流されたから、一旦クールダウンしたかった。


<ここまで>
0703   レントゲンで影
0706   CTで腫瘍
0709   本日
影が発見されてから1週間もたっていません。怒涛の日々でした。  

ただ、ただ、癌細胞が胸膜を出るかもしれないのが非常に怖い…。



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「早く切りたい」vs「まだ切りたくない」

癌かも知れない腫瘍が見つかって2~3日、この時期は、葛藤する二つの気持ちがありました。


<早く切って!終わらしたい。>
・転移が一番怖い。今も体の中で増殖していると思うと気が気でない。
・食事をしても、「この栄養で癌を育てているのか。」と不安になる。
・転移の前に、早く癌も不安も取り除いてしまいたい。


<まだ切りたくない>
・癌でないかもしれないのに、手術には抵抗がある。
・100%安全な手術でもない。(手術での万が一が怖い)
・まだまだ子供も小さい。ずっと健康でいなければならない。(術後の生活レベルが下がるのが怖い)
・手術するとなると、周りにもかなり負担をかけることになる。心の準備も、手配(子供を預ける等)も全くできていない。


癌であれば「手術のリスク」よりも「癌のリスク」が格段に大きいのですが、
「タバコも吸わない30代で、肺癌とは信じられない」という気持ちがやはり強かったです。。
(呼吸器内科の先生も癌ではないかもとおっしゃってましたし…)




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「癌かわからないけど手術」と「セカンドオピニオン」について


知識も、心づもりも全くなく、癌の確定もない状態で「はい!近々手術ね」と言われた私。
しかも、次の診察(手術説明)は3日後。

とにかく「肺癌」について調べました。
(子供が学校・幼稚園に行ってる間だけだから時間ない~)
私が肺癌について説明するよりは、専門のページを見て頂くのがいいと思いますが、

この時点で私にとって重要だったことは。
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・非喫煙者の女性の肺癌(肺腺癌)が増えている。
・CTで見た私の腫瘍が肺癌の特徴にあてはまる。
・初期の肺癌に対しては、手術が標準治療。(絶対)
・気管支鏡検査でも、癌か判断できない事がある。
・気管支鏡検査で調べられなければ、胸腔鏡「検査」と胸腔鏡「手術」を同時に行う。
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つまり、
============================
・私が癌の可能性がそれなりに高いこと。
・癌か確定できない状態での「いきなり手術」といのは、特別強引な話しではないこと。
============================
を理解。



また、セカンドオピニオンにも調べて数病院検討しましたが、
--------------
・α病院では、カンファレンスも受け、複数のドクターが見てくれいること。
・セカンドオピニオンでは、今の病院より詳しくは診てくれないこと。(転院すれば別)
・標準的な検査・治療方法を提示されているので、セカンドオピニオンを受けたところで大きくは変更ないだろうと思われること。
-------------

セカンドオピニオンでCT画像を見て「これ絶対癌じゃないよ!これが癌なんて笑っちゃうね」って言ってもらえたら非常にうれしいのですが、それはどう考えてもないでしょう。
化学療法等の段階であれば、治療の選択肢も多く、セカンドオピニオンの価値もあるのでしょうが、私の段階では価値はないと判断しました。




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4科合同カンファレンス(2015-0706)


私の帰宅後、α病院で4科合同カンファレンス(呼吸器内科・呼吸器外科・放射線科・病理)が開かれました。

合同カンファレンスって、よくテレビで見るあの…。沢山の先生達が話し合う。
TVでは先生同士で言い争うのが定番。
実際はそんなことないでしょうが、その場に自分がかかる。。。
想像できない。


その夜、呼吸器内科のC先生よりお電話がありました。
  <カンファレンス見解> 
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・気管支鏡検査より、少しでも早く手術をした方がよいのではないか?
・7月9日(木)に身内とくるように。呼吸器外科の教授より、手術の説明と話し合いになると思う。
・気管支鏡検査は保留。キャンセルはしていない。
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なんと!

腫瘍が見つかった、今日の今日で手術と言われてもついていけない。
とにかく、肺癌の知識が全くない!
何が正しいのか?何をすべきなのか?これからどうなるのか?
全く分からない。


その夜は主人と「肺がん」について、ネットを読み漁りました。
疲れていたはずなのに、一睡もできませんでした。



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追加検査 やっと帰宅(2015-0706)

<採血>待った
動脈血があったので、「採血室」でなくて、「中央処置室」にて。
ベットに横になり、ズボンを脱いでの採血。
結構痛い。しかも1か月以上、この個所がチクッと痛くなる事があった。


<心電図>ほとんど待たない
体も心も疲れ切ってるけど…大丈夫?

この時点で2時過ぎ…。(病院に来たのは9時半)
移動の途中で、カバンのソフトキャンデーをなめる。


<入院説明>混雑
主人に休んでもらう必要があるので、指定された日では再も遅く、土曜を含む「7月17日(金)18日(土)」に。(日程は診察時に決めました)
私と離れて寝るのは、姉ちゃんは、弟君の出産以来。弟君は初めて…。
とにかく甘えん坊で、添い寝しないと絶対寝ない二人なので、自分の事より子供が心配すぎる。

主人に休んでもらうのも気が引けるが、そこは、それどころではないと思い切って。
子供の面倒を見てもらわないと。


<帰宅>5時過ぎ
駅まで、主人と子供が雨の中迎えに来てくれていました。子供が行きたいって。
皆の顔を見ると安心したのか、なんなのか。。目に涙が。。。必死で半泣きで耐えた。
「ママ、大丈夫?」
「うん」(うまく笑えない。。)

食欲はないし、今から晩御飯を作る気力もない。
途中、お弁当を買う。

子供と手をつないで帰る。手をしっかりつないで。





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