38歳女性 肺がん(1A)になりました!(タバコもすったことないのに…)

38歳(小2・年少ママ)で肺癌(1a)になりました。2015年8月に開胸術で右肺下葉切除。非喫煙者なので、まさに青天の霹靂。 「死んでる場合ではない」「肺癌も早期なら怖くない!」そう思って根治を目指します。

2016年05月

花粉症

カモガヤ花粉が酷い…。
気管支が開いてしまうんじゃないかという激しいくしゃみをしています(苦笑)

北海道に多いというカモガヤ。
ばっちり北海道在住時に発症しました。

大学生当時の血液検査で、MAX6の検査で「5」。
ほんのわずかの花粉でも反応するレベル。
もう、1か月以上洗濯は外に干してない。空気清浄機は常に稼働。
そのおかげで、結構楽。

でも、、、この前の遠足は、カモガヤだらけで…。
カモガヤ草原で、カモガヤの中をかけっこ。
走ることより、アレルゲンをまき散らしながらが辛かった~

帰るなりお風呂に直行して、カバンまで洗濯(しかも1回洗っただけならくしゃみが止まらず、もう1回…)
それでも、夜は寝れない程でした…。

そんな私なので、花粉症の薬は手放せない。
しかも、体質なのか?飲み薬より点鼻薬の方が効くのでそっちを愛用。

でも、肺がんになった時、思わず点鼻薬をかなり疑いました。
タバコも吸わないし、私が人より多く呼吸器に入れているのは点鼻薬位。
最初の診察で、先生に聞いたら「関係ない」って言われたけど(笑)
それでも、気持ち的に落ち着かないので、今年はメーカーを変えて、出来るだけ夜寝る前の1回に。

「使うのをやめる」も考えたけど、「関係ない」って言われたし、やっぱりないと辛いので。
自分なりの落としどころ。


ちなみに、今より都心部(学校の校庭も土ではないようなエリア)に住んでいたころは殆ど出ませんでした。
今は、緑が多く快適だけど…。この時期だけは辛い!
早く終わって~




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回復と心配

術後8か月程たって、体力はほぼ元通りまで回復したと思う。

天気や生理で調子悪い日は、まだありますが。
通常は、昔通りと言ってもいい。
アスレチックコース行ったり、遠くまでサイクリングしたり。ピクニック行ったり。

術後から、ずっと「良くなる一方(痛みがましになる。呼吸が楽になる)」だったが、このあたりで回復は終了。
そしたら、気になる事が出てきました。

4月末ごろから、右手足が軽くしびれたり。(違和感程度)
右の首筋が痛かったり(リンパ??)。

花粉症(カモガヤ)が酷くなった時期と重なるので、そのせいだとは思いたいのだけど。。。
よからぬことを想像してブルーになってしまうのは、がんのせいですなぁ。
すぐ不安にさせる損な病気だよなぁと思っちゃう。
肺がんフォーラムで、今まで知ることを避けてきた「転移後の話」をリアルに想像してしまったのもあるのかな。

元気になるにしたがって、色んな覚悟が薄れてきていたように思います。
病気が発覚する前のように「この毎日が当たり前に続く」という気持ちになっていたように思います。
それは、決して悪い事ではないはずなんだけど。ね。
その辺の気持の持ちようも難しいなぁ(苦笑)


明日は親子遠足!
落ち込んでいる場合ではないのだ。
頑張るぞ―――――!!!





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【コスト】市民フォーラム-6

ここからの講演3、4が講演の本丸だったように思います。
デリケートな話でしたが。。そもそも、ちゃんと理解できているのか(多分できてない)…。


講演3:「治療にかかるコスト」(國頭先生)

「コスト」というと、患者が払う費用の事かと一見思いましたが、「健康保険等で賄われる部分も含めての総費用」の話でした。
「高額な薬が国を亡ぼす可能性も」という内容の記事を読んだことがあるのですが、その話を個々の患者に落としこむところまでお話しがありました。
患者の反感を買う可能性もある話だったので、先生方は信念をもってお話しして下さったのでしょう。
でも、患者も知っておいた方がよい。そう思います。


薬はどんどん高額になっています。
1年間にかかる費用概算は、
・イレッサ:250万???(先生は正確な費用を表示していましたがメモしておらず…)
・アレクチニブ:1,000万???(上に同じ)
・オプシーボ:3,500万!!(体重60キロ成人の場合)
となります。

」で話したように、この薬は、事前に効く人が分からない。よって無駄打ちも多い。
しかも、止め時も分からない。
薬にかかる費用はとんでもない事になる。
防衛予算と並ぶとか(だったか???)戦闘機を減らせばいいというレベルではないとか。

「命はプライスレスである」「お金の話は政治家がすればいい。医療現場に必要はない。」
それはそうだ。でも、それではすまない所に来ている。
先生自身、この話をしていいのか?と悩まれたそうです。で、有名な方誰だか(私が忘れた)に相談したと。
「するべきだ」と返事をいただいたと。

とはいえ、「患者さんにとっては『そんなこと言われても…』ですよね。」と。
そして、「使うなとは言わない。でも感謝はすべきだ。」と。

---
最後のパネルディスカッションでの話題でしたが、「一人当たりにかける金額の限度みたいなもの???」を、国によっては(イギリス等)出しているそうです。。
日本は出していませんが、国際的な機関では「GDP(一人当たり)の3倍」と言われているそうです。
だとしたら、日本では1,200万程度だとか。3,500万はオーバーです。

-----

今は使う予定もないし、使うことにならないことを願ってますが、自分の事として考えてみました。
かなり支離滅裂な文ですが…。
(あくまで自分の稚拙な思いで、誰の考えをも否定するものでもありませんし、自分もすぐ変わるかも知れません。)


全額自費なら、絶対しません(というか出来ない)。
でも、肺がんでは承認されているから、可能な範囲で出来る。(それでも何年も続くと無理かも…)
残りの大部分は健康保険と国が。つまり、国民の皆さまから。
「国民の皆様から募金をしてもらって治療が受けられる」という感覚?

予算が底なしならいいけれど、限りがあってその分貧困対策とか少子化問題とかが圧迫される?
それどころか、国が危ない??
3,500万あれば、かなりの事が出来る。沢山の人が救われることもできるはず。10人分の3億だともっと。
まあ、予算は縦割りで、すぐにはそうならないだろうし、自分がこの治療をしなかったからと言って、使ってほしい所に使ってもらえるわけはない。
でも、長い目で見れば、多くの人が使えば、望まない結果になる事になるだろう。

とはいえ、承認されているんだから使える。問題はない。
でも、ちゃんと知っていようと思う。
感謝しよう。
助かった命を大切にしよう。
出来れば、恩返しも。


えっと、こんがりましたが!

私に年間3,500万の医療費をかける価値はないでしょう。
でも、まだ子供も小さく私を必要としている。
そんな状況で、生きられるかもしれない選択肢があるのに、拒否する姿は子供に見せたくない。
やらなければならない事が沢山ある。死んでいる場合でない。
この薬が最適となれば、使えるのであれば使いたい。

「使う」それが今の私の答え。
その変わり、精一杯生きたい。

自分は色んな人に「いかされている。(生かせてもらっている)」と感謝して、希望をもって生きている方が幸せなのかなと思う。
(怒りが原動力になる場合もありますが、私はそこまで強くないので…。)
医療関係者にも、家族にも、友人にも。道を切り開いてきた患者さんにも。この国の全ての人にも。


オプシーボの比ではありませんが、手術でも高額医療のお世話になりました。
日本でよかったと。そう思いました。ありがたく思いました。
ちゃんと生きなきゃ!



と、普段使っていない頭を久しぶりに使って考えてみたものの。
まずは、「使わないでいい状況」であることが、1番ですよね♪

悩まされた議題でしたが(笑)、視野が広がるいい機会だったと思います。
お金にしても、自分が払う部分にばかり目が行ってしまいがち。
どうしても病気になると、INにINに向きがち。





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【副作用・セルフケア】肺がん市民フォーラム-5


<第2部>
講演1:「薬剤毎の副作用マネジメント」(牧原さん)
講演2:「症状のセルフケアマネジメント」(腰原さん)


副作用のお話しでした。
今は副作用を抑える薬もあるし、何かと対応策もある。人によっては軽い人もいる。
でもねぇ。私は弱い人間だから…。やっぱり怖い。

抗がん剤の副作用で一番有名なのは、脱毛です。
(抗がん剤は、細胞分裂の多い「造血幹細胞(白血球)」「毛根細胞?(髪)」に影響が大きいそうです)
それでも、すべての抗がん剤ではなく、3段階に分けてありました。
一番脱毛の影響が大きいタイプでは、治療前にウイッグの用意が必要ですが、軽いタイプだと治療が始まって様子をみながらでもいいそうです。

>私は、「脱毛したらストレートのウイッグに~」と気にしていないのですが、とにかく辛いのが嫌で。。
つわりでさえ、生ける屍状態。そんな私が乗り越えられるのか。。
弱い自分…。


お二人とも共通して
「辛い事は看護師・医師に伝える。無理な我慢はしない。」とのことでした。

また、不安な時は、診察の際に「親類や友達、何なら看護師に同席してもらうとよい」との話もありました。
そうすると、診察時には理解できなかった話をもう一度看護師さんから聞けると。
また、患者さんは、年代的な物のありますが、医師の前では「大丈夫です」と言ってしまう人が多い。
医師も普段の姿を見ていないので、「そうですか。大丈夫ですか。」となってしまうので、ご家族の方が普段の様子などを診察時にお伝えできるとよいそうです。

>看護師さん立ち合いは、裏技的な感じもありますが、抗がん剤となると、理解すべき・注意すべき内容も多いでしょうし、しっかり話したいですものね。前回の話にありましたが、患者理解が高いと、QCLも高そうです。



後は、どうでもいい話を少し。

【若かった】
肺がん市民フォーラムでは、パッと見、一番若かったように思います。
(すごく若い看護学生が関係者席近くにまとまって座っていましたが除くと)

若いし、元気そうだし。家族か、医療関係者と思われたかなと。
がんフォーラムに参加してても、患者にはみられてないだろうなと思いました。
良い事か。。。悪い事か。。は判断できませんが。感想です。



【関西の血が?】
國頭先生の免疫細胞の関西弁は、関西人にとっても全く違和感ありませんでしたし、
久保田先生も「一緒にしたら『あかん』~」とおっしゃってたので。関西の血が???
「だから何やねん!」って感じですが、故郷を離れて過ごしていると妙に親近感。
前主治医(執刀医)も京都出身で、なんかうれしかったんですよね。
まあ、皆さん。私に勝手に親近感を抱かれても迷惑(どうでもいい)でしょうけど(笑)



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イチゴ

お勉強ネタが続いたので、ちょっと息抜き。


今年はベランダでいちごを育てています♪
植物を育てるのは、精神安定上とてもいい☆

が、が、最初は果実が大きくなっていくさまが、癌が大きくなっていくように感じられ…。
ちょっとやめればよかったかなと思ったりもしましたが。

次第にそんなことも思わなくなり。
立派ないちごが出来ました♪

はちきれんばかりのまん丸いちご~

160511_162436


また1個目なので、息子が食べただけですが、4株あるので、今年はベタンダいちご狩りを楽しむつもりです(笑)


↓フルーツは沢山食べたい。


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【治療薬】市民フォーラム-4

記憶が少しでもあるうちに頑張って?更新します。
でもますます記憶が曖昧に・・。間違っていたらごめんなさい。


講演3:「肺がんの治療について」

<細胞障害性治療薬と分子標的薬>(久保田先生)

細胞が癌化する原因と、それに対しての抗がん剤の仕組みをご説明下さいました。
「ドライバー変異」等々。(PPTではすごい悪そうな運転手(ドライバー)が運転してた(笑))
そして、色々な薬の奏効率などの実績を教えて頂きました。

<教科書的な話はこちらで>
抗がん剤の種類や効果
(講演では、もっと専門的な説明でしたが…私が上手に説明できないのですいません)

<遺伝子変異>
・遺伝子変異の型によって、よく効く薬が変わってくる。
→腺がんの40%の人がEGFRの変異がある=ゲフィチニブ(イレッサ)が効く
→腺がんの4%?の人がEMLK-ALKの変異がある=アレクチニブ?クリゾチニブ(ザーコリ)?が効く
EGFR変異のある人はイレッサがよく効くが、変異の無い人は化学療法の方がよく効く。

<小細胞がん>
・日本の成績がいい。

最初は、大学の教養授業を受けているようで楽しかったですが、
途中から、医学部・薬学部の専門授業にりました。
先生は説明がお上手なので、その時は「ふんふん」と聞きながら、分かった気になるのですが…。
ダメだ、曖昧にしか覚えてない!

きっと、抗がん剤をされている方には、非常に有益な情報であったに違い何のですが…。
名前が似すぎです(語尾にibが付くんですよね「ゲフィチニブ」「エルロチニブ」…)
薬品名と商品名が違うし…。
テストがあったら、確実に赤点です!

化学療法にはならない事を願っていますが、「そうなった時に焦らない・納得のいく判断が出来るように」。
今のままでは、全然ダメという事がよーくわかりました(汗)

「抗がん剤」は副作用もありますが、生存率も伸びるしQCLも優れている場合も多い。
4期と言われても、生きられる時代になってきているのですね。
薬は怖いが頼もしい。

<復習う>
長所と短所をきちんと把握しよう! 分子標的薬のよりよい使い方





<免疫チェックポイント阻害薬>
(國頭先生)
今話題の薬。興味がありました。

お巡りさん(免疫)と暴走族(癌)に例えてのご説明で面白く。
関西弁のお巡りさんがいい味。
聞きながら、これってキラーT細胞で、これがサプレッサーT細胞のだす信号で…と考えてたらおいて行かれましたが(笑)

まあ、がんは本当にやっかい。
せっかく、免疫が癌を見つけて、攻撃を始めるのに、がんは攻撃を止めるシグナルと偽造するのです!
そして、がんを倒していないのに、免疫の攻撃が終わってしまう。

では、免疫のブレーキを取っ払ったら(攻撃中止のシグナルを無視するという事?)とどうなる?
というのがこの薬の考え方。
しかし、これがなんと恐ろしい。
免疫UPとか言っている状態ではない。
過去に実験で6人に注射したら(発売されている薬ではない)、6人とも数時間後には多臓器不全!!
ICUに長らくいたそうです。。。。
免疫が自分を攻撃すると酷い事になる。


この薬の特徴は。
----------
<長>
・効くには非常によく効く。治らないはずの4期の患者さんが治ったんないか?と言われるほどまで。
<短>
・効く人が少ない。
・効く人が事前に分からない→無駄打ちが多い。(「分子・・」の場合、遺伝子変異型を調べてある程度予測可能)
・高額(60キロの成人男性で1年間約3500万!!)
・副作用が少ないとされているが、ある場合は重篤なことも。
・辞め時が分からない。
通常の抗がん剤では、がんが大きくなったら中止ですが、この薬の場合、大きくなったと見せかけて(免疫細胞ががん細胞回りに集まって大きく見えた??)、その後小さくなることがある。
-----------

>こんな感じ。効く人には夢の薬なのかもしれませんが、現実は甘くないのです。
しかも、「効くかわからないけど、とりあえずやりますか」では済まない高額。副作用。



↓化学療法の単位は落としました(笑)。追試?に向けて頑張ろう。



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【診断・治療・体験談】市民フォーラム-3

記憶が相当曖昧なので、間違っている箇所もあるかもという前提でお願いします。
(記述におかしな部分があっても、私の記憶ミスです…)


講演2:「肺がんの診断」(國頭先生)
かわいい絵で分かりやすくご説明して下さいました。
ご自身の事を「口が悪い」とおっしゃってましたが、関西人の私にはピッタリでした(笑)
診断方法や、ステージについての説明でした。

教科書的な話(肺がんの種類とか)は飛ばしまして、他の話を記述します。

<検査・診断>
・肺がんは種類が多く「全く違う病気の集合」ともいえる。お隣の患者さんと全く治療法も予後も違うことがままある。

・通
常、検査は順を追って行いますが、大きい病院等では、腫瘍が見つかった時点で色んな検査をセットで行うケースもある。
>私は、CTのみという超シンプル検査でしたが、ブログで皆さんから話を聞いていると色々検査をされている方も多いので病院によるんでしょうね。

・確定診断は画像ではできません。

・腫瘍マーカーは、がんになった方の経過はみれるが、診断は出来ない(がん以外の要因でもすぐ上昇する)。「がん診断」としては受けないのが1番(営業妨害?)。

<ステージ・分類>
・ステージは4まで分類されるが、それは外科的な話。4の幅が広く(?)、予後の見込みは全く異なってくる。

・TMN分類は、現在でも非常に複雑であるが、また分類が増える。先生も「やっと覚えたのに…もう覚えるのをやめます」と(笑)



講演3:「肺がんの治療について」(久保田先生)
治療法についてのお話しでした。
これまた教科書的な話は飛ばして、

・治療には「根治治療」と「姑息治療」がある。何も根治ばかりが目標ではない。
例えば、「体力がない方が、片肺摘出して癌はなくなったが、寝たきりになってしまった」でよいのか。

・英語では「延命=Longer Life」、「症状緩和=BetterLife」と言うそうですが、英語の方がいいね(だったか?)。
>私も、「症状緩和」ではよくわからない。「Better Liffe」という表現が好きです☆
「Best Life」だと、「癌はなくて、肺は完全にあって。健康で。」となり、無理な話。現実との差異があって、落ち込むだけ。
そうではなく、まず「がんである事」を受け入れる。その中で、自分にとってBetterな人生を選択する。満足して生きていく。そうありたい。


<緩和ケアチームとQCL>
治療当初から緩和ケアチームが入った場合と、標準治療の後?に緩和ケアチームが入った場合の患者のQCLを比べたそうです。
緩和ケアチームがしたことは「症状の緩和」「病状理解のための追加説明」「治療法選択の意思決定支援」。
すると、治療当初からチームが入った場合の方がQCLだけでなく、生存期間も長かったそうです。
緩和ケアチームが入った場合は、お亡くなりになる直前に化学療法をしたケースはなかったそうです。
(弱っている体に鞭は打たなかった)

>自分の病気を理解し、適切に判断できたからでしょうか。
苦しいだけの生存期間延長なら、良い事だろうか?と悩むところですが、QCLもよいのならよかったんでしょう。
流されるように治療するのでなく、痛みを除き、病気を理解し、自分の体調を医者に伝える。
その支援があるのは心強い。




講演4:「患者さんの体験談」(市井さん)
ステージ4で、5年生存をされている方です。今も入院中で一時外出で登壇して下さりました。
非常に前向きな方で、趣味を続けておられたり、自分に出来ることを新しく始めたりしておられます。
自分の検査をエクセルにまとめられていて、自分の病気を客観的に評価したりもされておりました。
また、ご自身の体験から、化学療法の話などもしてくださいました。
「希望を持つ」事はとても大切な事なのだと感じました。



短時間で、かなりの情報量でした。。(半分も書けてません)
メモをキチンととる余裕もなくて(とっていると置いて行かれる)、どの講演の話だったかも曖昧…。



↓色々と勉強できてうれしいのです♪


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【疫学と予防】市民フォーラム-2

記憶が相当曖昧なので、間違っている箇所もあるかもという前提でお願いします。
(記述におかしな部分があっても、私の記憶ミスです…)


講演1:「肺がんの疫学と予防」(久保田先生)


「肺がんはある程度予防できる病気である」
そして、その原因第1はタバコ。
色々なデータを示して、タバコと肺がんの因果関係をご説明下さいました。

・世界的に見る、地域におけるタバコの消費量と肺がんの因果関係。
→たばこの消費が多い地域(北米等)は肺がんも多い。

・タバコの消費量と肺がん患者の増減の因果関係。
→タバコの消費量推移から20年~30年遅れて患者数は綺麗に同じように増減する。
タイムラグがあるので、ある時期だけを抜き出すと、消費が減っているのに患者は増えているように見える。
それを見て、「タバコは関係ないじゃん」という人がいるが、だまされないように!との事。

・「
タバコの税金で…。」という話もあるが、その税収入より、タバコ被害における医療費の方が多い。

・受動喫煙の害について。
→「30代、40代で、タバコを吸わないのに肺がんになる人がポツポツいる。それは幼少期の受動喫煙の影響も考えられる。」
「私の事でーす。」(手を揚げたかったよ(笑))

----
>幼少期の受動喫煙が原因とは確定できないけれど、原因でないとも言い切れない。
そして、その可能性がまあまあ高いと。

でもね。昔は受動喫煙の悪影響を知らない時代でしたから。
父も「自分に悪い事は知っていたけど、子供に悪いとは知らなった。」と思うので、恨む気持は全くありません。
でも、今吸っている人は、子供に悪影響があると知って吸ってる。。。

タバコを吸う人の中には「自分が肺がんになっても構わない。タバコを止めるよりましだ。」と言う人がいます。
でも、「自分ではなく、大好きな奥さんやかわいい子供が肺がんになってもいいのですか?」と聞いてみたいとも思うのです。
もし、そうなってしまったら、もちろん病気も辛いけど、家族の絆も壊れそうで…。
がん以外にも害は多いので、禁煙するパパが増えるといいなぁ。


タバコを吸わない私は、タバコの話も「そうだ!そうだ!タバコ撲滅だ~」と思って聞きましたが、昔喫煙者で肺がんになってしまった方には、辛い話だったかなとも心配。

でも、未来をみなきゃいけないんですよね。
タバコが減って、肺がんで苦しむ人が少しでも減りますように。



---
講演の中で、肺癌学会の禁煙についてのPPTのご紹介がありました。
タバコ怖い!
喫煙問題に関するスライド集  
(日本肺癌学会のPPTがDL出来るページにリンクします)



↓タバコの話で長くなってしましました。先生はテンポよかったのに、私は悪すぎる…。


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市民フォーラム【20160507】-1

GW、とにかく子供と汗まみれ、泥だらけになっていました。
酷く怠け者の私ですが、「今日はダラダラしたいよ~」という気持ちに鞭打って何とか乗り切った(笑)
39年間で一番充実したGWでした。(通常ダラダラしてるから)
「今を大切に」と思えるのは、癌のおかげかも知れません。

さて、そんな忙しかったGWですが、7日(土)に4時間だけ自由時間をもらって行ってきました!
初市民フォーラム!

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●
□肺がん市民フォーラム
□正しい情報から肺癌の心構えを学ぼう
--新時代における患者さんの役割---
・久保田先生
・國頭先生
他(薬剤師・看護師・患者)
@時事通信ホール(東銀座)

・肺がんの疫学と予防
・肺がんの診断
・肺がんの治療について
・患者さんの体験談
・肺がんの治療薬について
 >細胞障害性治療薬と分子標的薬
  >免疫チェックポイント阻害薬
・薬剤毎の副作用マネジメント
・症状のセルフケアマネジメント
・治療にかかるコスト
・新時代における患者の役割
・ディスカッション(質疑応答)

○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○●

とにかく、充実した時間でした。
私は、肺がんについて手術部分しか経験がなく、知識もあまりない。
なので、非常に勉強になりました。
また、、これが大変ではありますが、色々と考える機会をいただきました。


前半は、お勉強です。
先生方は、お話しがとても上手でPPT(パワーポイント)も分かりやすい。
テンポよくお話しくださいました。

予防の話では「それ私の事!」という話もありました。
化学療法についての知識はないに等しい私ですが、万が一の場合に焦らないように。
納得のいく判断が出来るように。
今話題の免疫チェックポイント阻害薬の話も聞けて面白かったです。
いやー、生物選択してればよかったな。今なら興味をもって勉強できそうです。

ただ、PPTのコピーもないし、私の腐りきった脳みそでは記憶がすでに曖昧…。
動画があれば、2度3度見返して復習したいところです。


そして、最後。(コストと患者の役割部分)
かなり切り込んだ内容でした。
先生も、「言って良いのか?」と自問されたそうですが。
私も「それ、言っちゃうの?」と思いました(笑)
でも、詳しく知ることが出来、他人事ではなく自分の事として考えるいい機会をいただきました。

命はプライスレスですが、予算には限度があります。
自分の価値。生きる意味。何を選択し、どう生きるか。どう死ぬか。
フォーラム以降、考えています。
まとまりません。でも、知って考える事にまず意味があると思います。

これだけ書くと、意味不明ですね。
上手く説明する自信は全くないのですが・・・。

でも、せっかく(?)若くしてがんになったのです。
微力でも出来る事もきっとあるはずです。


せっかく参加したんで、少し内容もお伝えできたらなと思います。
でも、色々曖昧すぎて役に立たないかも~



↓更新すくないのに、いつもありがとうございます。


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GW前半戦

GWいかがおすごしでしょうか??
私にしては珍しく、活動的に過ごしています。

泊りの旅行は行ってませんが、
隣県のちょっと遠い動物園に行ったり。
これまた隣県の、大きいアスレチックコースに行ったり。(今日は酷く筋肉痛です)
大きな広場で遊んだり。シロツメグサのネックレスを作ったり♪
家でも、いちごの植え替えや、夜はボードゲーム大会☆
おかげで、家は荒れ放題です。(汗)

田舎者の私は、人込みが大の苦手なので、GWは公園やサイクリングをする程度の事が多いのですが。
今年は人ごみに負けずに頑張ってます。
GW後半戦も、お友達家族と遊園地や、プラ博、お食事会と予定は満杯♪

なんかね、やっぱり「元気にGWを、後何回過ごせるだろう?」って思っちゃう。
でも、そのおかげで充実したGWを毎年過ごせるならいいよね♪


因みに、娘は今日も学校の遠足。休みなく毎日遠足しているみたい(笑)
子供は元気だね~



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4月26日。2万UU(ご訪問)頂きました♪
ありがとうございます。

ブログを初めて丁度半年。
皆さまに育てて頂いて感謝感謝です。
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↓皆さまも素敵なGWでありますように☆


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