38歳女性 肺がん(1A)になりました!(タバコもすったことないのに…)

38歳(小2・年少ママ)で肺癌(1a)になりました。2015年8月に開胸術で右肺下葉切除。非喫煙者なので、まさに青天の霹靂。 「死んでる場合ではない」「肺癌も早期なら怖くない!」そう思って根治を目指します。

入院

子供からの手紙

術後、激痛に耐えながら痰を出すときに握っていた子供からの手紙です。

 


BlogPaint

丁度、字を書き始めたばかりの息子(年少)が大きく「まま すき」って。
(2015.08.21は書いた日付)
頑張って書いてくれた感が幸せ。

漫画が大好きな娘(小2)は、可愛く絵を描いてくれました。
一緒の絵がうれしい。

この手紙がなかったら、術後すぐから痰を出すことはできなかったと思います。
出せてなかったら、合併症とか悪い状況になっていたかもしれない。


「子供が生きる力をくれる」


こういう事なんだなって。
諦めが早くて、根性の無い私が、生きていられるのは、この子達のおかげ。

すぐ怒っちゃうママだけど。。
二人が大大大好きだよ!
そして、ありがとう!



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病室と食事

2学期が始まってすぐ、息子(年少)が幼稚園で「夏休みの思い出」の絵をかきました。
それが、「ママの病室。」(絵というか見取り図)
新幹線も乗ったし、他にも色々あったけどね(笑)。
病室にいたのは、短い時間だったけど、位置関係をよく覚えていて。
かなり、印象的だった模様。(非日常だったから?)

BlogPaint

ナースコールとか。テレビと棚とか。よく見てたなと。
4人部屋なんですが、他の部屋は見てないので個室みたいになってます。


通常はこの絵を貼り出すのですが、幼稚園の先生が気を使ってくれてもう一枚別の絵を描かせてくれました。
(殆どのママさんに、入院することを言ってないのをご存じだったので)
それは、某テーマパークを描きました。



ついでに、病院の食事。おいしかったです。

ある一日の朝
morning


lunch


dinner

「お野菜しっかり!」メニューです。


・メニュー悩んで
・買い物行って
・作って
・食べさせて
・文句も言われたり(「これ嫌い」とか)
・洗い物まで

この工程がすべてない!最高~。
惣菜で済ませる日もあるけど、洗い物は必要だし。
しかも病院はベットまで持ってきてくれる!(せめて、配膳台までは返します)
自分の食事に注力できる幸せ!(薄情なママかしら?)

「他人が作ってくれるだけでなんでもおいしい!」

でも、長く続くと寂しかったでしょう。1週間くらいで丁度良かったです☆


※どの病院がわかっても内緒でお願いします。
息子の絵で分かったらすごいけど(笑)



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退院(2015-0902)

いよいよ退院です。午前・午後選べたのですが午前で。
友人達が夏休みが終わったので、今日あたりにお見舞いでもと思ってくれていたのですが、
先に退院しちゃいます♪早いなぁ。


【最後の診察・回診】
I先生が、傷を診てくれました。問題なし!
レントゲンの予定があったのですが、
「月曜日のレントゲンで退院を決めたので、もう撮らなくていいです」と。
また、被爆と手間と費用がカットできました(笑)
その後、H先生も来てくれて、普通の服だったので「すっかり普通の人ですね。」と。

最後の回診もあり「大変お世話になりました!」と。
かなり快適な入院生活でしたが、もう病棟には帰ってこないように元気でいたいです。



【看護師さんより退院時の注意事項】(実際は数日前にした)
----------------
・食事
 制限なし。お酒やカフェインも少量ならOK。
 但し、便秘になると呼吸をするのに負担がかかるので注意。
 水分を多くとるように。
・感染
 肺の機能が低下しているので、風邪でも重症化しやすいので注意。
 無理をせず休養を心がける。
 インフルの予防接種は退院後の外来で先生に確認。
・入浴
 シャワーのみ。石鹸で創部をしっかり洗い、清潔なタオルで水気をふき取り乾燥させる。
-----------------

【注意事項】以下の場合は受診
-----------------
・安静にしても息苦しい時
・高熱(38.5以上)が出た時
・咳や痰が多くなった、血痰や膿性の痰が続いた時。
・手術後の傷が赤く晴れてきた、または傷口から血液や浸出液が出てきた時。
------------------

補足として
・近医(町医者)では対応できないから、上の状態になったら頑張ってここまで来るように。
・日曜だろうが、夜だろうが来て下さい。呼吸器外科の先生がいなくても、?科の先生等対応できる先生は絶対いるので。
・明らかにインフルでも、それをきっかけに肺炎を起こすことがあるので、(当分は?)来てください。
・入院もありえるので、気を付けてください。(怖い!)


後は、主人も来てくれて
・薬の説明、受取(次の外来(抜糸)までの1週間分)。
・部屋の確認。
・請求書ができたら、支払って帰る。
です。


【外に出る】
外に出たら一機に息苦しい!
マスクしてたけど、無理です…。


【タクシーと電車】
電車ではゴルゴ13状態。「私の後ろに立つな!」(笑)
傷に誰かぶつかるのが怖くって仕方ない。




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術後5日目(2015-0901)

今日から退院可能な日でした。(迎えの予定もあり明日退院)
先生の見込みはさすがというか、なんというか。
確かに、今日なら退院できそうな体調でした。
昨日は無理だったかなぁ。なにせ電車で帰るので。

それにしても、こんなに早く回復するもんですね。
少し前は、開胸だと2か月入院だったとか。
子供の時代には、医療はもっと進んでいるんでしょうね。楽しみです。


以下は5日目というより、術後全体(日曜以外)の話になりますが。
【回診】
回診は朝と夕2回。
D教授以下、皆さんで来てくれます。でも、TVで見る「教授回診!!」みたいな威圧感はありません。
執刀医のF先生は他の病院に行かれている事も多かったし(人気者)、夏休み中の先生もいらして人数も少なめ。(退院の日に初見で、お互い「誰やねん!」みたいな状態(笑))
回る患者さんも多いので、パパッと終わります。廊下を歩いていて、立ち話で終了したことも。
同室の方には、部屋に入りきらない程の先生でした。後ろの方絶対聞こえてませんよ?


【診察】
回診の前や、レントゲンを撮った後、時間のある時(?)等に、傷や皮下気腫を診てくれました。
I先生(手術補佐)やH先生(ドレーン抜いた)が来てくれました。たまにG先生(女性)。
しかも、その時はどの先生も「時間ありますから、質問なんでもどうぞ。」と言う雰囲気を出してくれるので、回診では聞けない事も聞けました。
術後は何かと不安なので、凄くありがたかったです。

--<主にI先生>----------------------------------------------------
・切除した肺は、200グラム位。
・切除した肺は、男性の握りこぶし2つより少し小さい位。
→思ったよりかなり大きい!
・取り出すときは袋に入れてしぼんでいたので、握りこぶし1つ位。
・肺の色は「クリネックス」のピンクの箱位(丁度病室にあった)。
→かなり鮮やか!
・癌の色はクリネックスの黄色を少し薄くした位。
→黒かと思ってた(悪者のイメージ)!
・タバコを吸うと全体が黒くなる。タバコを吸っていた人の癌は黒く見える。
・下葉があるとき、上葉と中葉は100%の力を出してない。下葉がなくなると伸びて、肺活量も増える。(絵を描いて説明)
→「『広くなった。わーい!』って感じてすか?」と「わーいのポーズ」をして聞いたら苦笑された(笑)。
・(直近のレントゲンを見せてくれて)この白いのが皮下気腫。これ位は問題ない。全体が白くなる人もいる。
→皮下気腫はともかく(?)、本当に右下葉がない!
・執刀したのは、F先生・I先生・J先生
→ICUにすぐH先生とI先生が来てくれたから、H先生もだと思ってた!
・リンパも見た目は綺麗でしたから、たぶん大丈夫ですよ。断言はできませんが…。
→その言葉がありがたい。
・いつも歩いてるけど、無理はしないでね。
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術後4日目(2015-0831)

昨日(11/25)で3000人に訪問していただきました♪
ありがとうございます。
やっと、ここまで話しが進みました~

--------------------------------------
【皮下気腫発見】(3日目夜)
術後3日目、夜の看護師さんの検診で。
「皮下気腫」があると。
ドレーン傷の周りに、触るとプチプチとして痛みを伴うものが。(触らなければ痛くない)
すっごい不思議な感覚です。

手術やドレーンを抜くときにわずかに入った空気であれば、そのうち体に吸収されますが、
肺から空気漏れを起こしている場合は、やっかいであると。
現時点での空気のある範囲を示すために、マジックで体にマーク。(ひげみたいだった(笑))
ドクターにも連絡をしてれたようですが、「とりあえず明日のレントゲンを見てみましょう。」ということで診察はなし。


【先生診察】(4日目朝)
朝早くから、H先生とI先生が来てくれました。
診察して、「(入っている空気は)少ないから、大丈夫ですよ。」と。
思わず「本当?」と心配そうに聞いてしまったら、「その気持ちはわかる。」と。いい先生だ。
とにかく、8時半になったらすぐにレントゲンを撮りに行く事に。


【レントゲン】
術後2日目以来のレントゲン。(3日目は通常撮らないのか、日曜だから撮らなかったのか不明)
ナースステーション前で「レントゲン行ってきま~す。」と軽やかに。
数日前は息も絶え絶えだったのに、人間元気になるもんですね。医学も人体もすごいわ。


【レントゲン後診察】H先生
---------------------------------------
・皮下気腫は問題なし。
・これ位の量はよくあることで、そのうち体に吸収されるでしょう。
・明日以降に退院できますよ。
--------------------------------------
皮下気腫は触ると痛いけど、面白い感覚です。体の中にプチプチがあるような。
正式な退院は、このレントゲンで決まったようです。予定通り水曜でお願いしました。


【とにかく歩いたぞ】
30分以上連続して歩いていました。それを何回か。
汗をダラダラ垂らしながら。
でも歩いた後の検診があったりすると、心拍数が96とかで(笑)
看護師さんも「(歩いた後だと)言わないと、先生がビックリしちゃう!」
でも、しばらく休んだ後でも、90以上でした。やっぱり歩くだけでかなり負担なんでしょうね。
後は、前部屋で、外を見ながらストレッチ。


【食事】
ごはんもよく食べました。


【読書】
持ってきた本(綾辻行人)を読んしまったので、主人に「漫画お願い」と。
会社帰りに、「3月のライオン」を大人買いしてくれました!!
面白くて寝不足になっちゃう。(いつも9時ですが、10時になっちゃった(早っ))
※手術前は、綾辻行人の殺人事件小説は気分的に読めませんでした…。脳トレしてました。
術後は全然平気で読めました。



ありがとうございます。
最近は恐れ多くも1位をキープです☆
入院の話も、もうすぐ終わりです。頑張ります!


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術後3日目(2015-0830)

日曜日。朝夕の回診はありませんでした。(看護師さんによる朝夕の検診はあります)
病棟もガラーンとした、のんびりした雰囲気。


【子供が来てくれた!】
入院説明時に「14才未満は病棟に入れません」と聞いたので、諦めていました。
でも、いざ入院してみると、子供がちらほら。
看護師さんに確認すると、「いいんですよ!」と。

こんなに子供と離れたのは初めて。
年少の息子とは離れて寝たことなかったし。
小2の娘とは、息子出産で入院したけれど、近かったので毎日来てくれてたし。

朝からうれしくて、病院の売店で男の子用と女の子用のシールブックを買いました。


足音が聞こえて、「ママぁ?」と息子の小さな声。
カーテンを開けると、恥ずかしそうに息子がギュッと来て、娘も遠慮気味にギュッときて。
うるる。

すぐに、自販機等が置いてある場所に移動して座ると、息子が膝に登ってきました。
もう息子のおしゃべりが止まらない!
中央図書館に行った話。ハッピーセットを食べた話。
先日、パパが撮ってくれた病院のママ写真の話。(今いる場所が、写真と同じだと興奮)etc..

おばあちゃんが息子を連れて散歩に行ってくれたので、やっと娘のターン。
娘は、そろばん5級に受かったことを報告してくれたり、小学生新聞に投稿したはがきのコピーを見せてくれたり。
「寂しいけど、頑張ってます!」って顔に書いてある。
私が痛みから気をそらしていた時、娘はママがいない事から気をそらしていたんだね。


その後、息子が病室をどうしても見たいというので、静かにする約束で二人の手をつないで病室へ。
子供達のうれしそうな顔。すごい幸せ。
その時、「今、『母親』の顔してる!」って思いました。そんなの意識したの初めて。
ずっと当たり前に「母親」だったけど、ここ数日、母親業をお休みしてたから母親の顔を忘れてた。

部屋で息子は、ナースボタンに興味津々で。(押さないでね!)
さらに「ベットが斜めになっているのに、マクラがなぜ落ちないの?」
病院で重力と摩擦の説明をしました(笑)
短い時間だったけど、息子は部屋を見て大満足。


二人ともお手紙を書いてきてくれて。ほっこり幸せな時間でした。
もう少しで退院するからね!


【生理】
なんてこった。ちょっと早くなっちゃった。
でも、身動きがとれる今日でよかった。
手術の日だったら目も当てられない。


【シャワー】
術後初めて入りました。気を使いました~。
鏡で傷全体を初めて見ました。思ったより小さい!
大きい傷は縫ってない。セロハンテープみたいな物で止めているだけ。
現代医学ってすごい!
傷は石鹸で優しく洗います。怖いけど、石鹸で洗って清潔にするのがいいらしいです。
特別痛くはないけど、「ヅンヅン」します。
最後、床のモップまでして終了。
どっと疲れました。


【歩く】
かなり歩けます。どんどん歩きます。
体もだいぶんまっすくになったと思います。


【食事】
それなりに食べました。
水分も沢山とりました。水と温かいお茶です。
コーヒーやジュースは全く飲みたくなかったです。


【恰好】
寒くて「ヒートテック+長袖Tシャツ+長袖パジャマ」の3枚重ね!(室温は25度)
相変わらず、寒いのに汗ダラダラ。マクラはびっしょり。
体温調節がうまくできてないような感じでした。



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術後2日目(2015-0829)②

【レントゲン】
昨日は車いすで必死のレントゲンでしたが、ドレーンを抜いた今は自立歩行です♪
看護師さんに付き添ってもらいました。


【体重測定】
2日間絶食に近かったので、痩せているかと思いきや。微増。
術後はむくみやすいんだそうです。でも、許容範囲。


【診察】
レントゲンを撮ってから、H先生の診察。
-----------------------
・肺の伸びもよく順調です。
・先ほどは、退院を急がしたみたいになったが、それは病院で安静にしているより、普段の生活に戻った方が合併症の危険も少ないから。昔、そうなった人もいて…。
----------------------
ドレーン、F先生の言う通り一気に抜いてよかった。
F先生は言うことキツメですが、絶対正しい。説明には手間を惜しまない。
H先生は看護師さん曰く「熊みたいで看護師の間で人気なんですよ」。なるほど。
フォローの上手な方でした。しかし、大学の先輩に似ている。


【歩行】
ドレーンを抜いて、一期に身軽。一人で歩こう!歩こう!歩こう!
最初は、自動販売機まで行く程度(50M位)。それが、少しずつ距離を伸ばし、時間を延ばし。
でも、体は斜めで、傷口を抑えながら。汗もダラダラ。
今なら、退院のイメージ少しできます!


【洗髪】
先生より看護師さん経由で
「やる気があるなら、シャワーいいですよ。」
「いやっ、今日縫ったところなんで、、、怖いです。」すると看護師さんが「洗髪だけでもしましょうか?」
シャンプー台で洗っていただきました。汗だく頭がスッキリさっぱりしました。
洗髪中の何気ない雑談で気が明るくなります。
ありがたかったです。


【面会】
今日も来てくれた。急に元気になった私に安心。
明日、子供達を連れてきて来る事に。楽しみ!
精神的にも体力的にも随分元気になったので、主人には早めに帰ってもらって子供と遊んでもらいました。


【薬】
トラムセット:1日4錠(朝食後・昼食後・夕食後・寝る前)
アンブロキソール:昼1錠
レパミピド:1日3錠(朝食後・昼食後・夕食後)

トラムセットが非常によく効く痛み止めです。
しかし、夕食後と寝る前の間隔が狭く、寝る前から朝食後の間隔が広い(辛い)。
なので、寝る前は飲まずに、深夜に起きた時に飲むことにしていました。
そうすると、ずれずれになってしまうことも。
看護師さんやお医者さんによって「ずれてもいい」という人と「ずらさないで」という人も。
退院前には1日3錠(8時間×3=24時間)で、自分のサイクルになりました。
体重が軽め(44キロ)なので、長めに効いたのかもしれません。


【汗ダラダラ、寒い】
汗はダラダラなのに、寒い。病室は25度。カイロと温かいお茶が必須でした。
汗は特に頭部が酷くて、マクラは汗でぐっしょぐしょ。タオルをマクラにかぶせていました。


【痰】
まだ出ました。でも血は殆ど混じってなかったような(曖昧)。


【食欲】
少しずつ食べられるようになりました。水は飲まなきゃと飲むけど、少しだけ。


【尿】
計量していました。





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術後2日目(2015-0829)①

2日目の朝。少し寝れてすっきり。

【ドレーンを抜く】
執刀医F先生と、H先生。
手袋をはめながら登場するなり、F先生「ドレーン抜きますよ!」
レントゲンを撮ってからと思っていたので、めっちゃビックリ。
先日もらった予定でも、今日少し前にH先生が傷口を見てくれた時にも「レントゲン診て(OKなら)、ドレーン抜きます」とおっしゃっていたので…。
-------<理由>----
・綺麗な肺だから大丈夫。
・レントゲンが1回で済んで、手間も被爆も減るから。(ドレーン前・後で撮る予定だった)
---------------------
あっ、費用も減りますね(主婦目線)。
しかし、「綺麗な肺」って最強だなぁ。

先日のレントゲンや、排出液の色も診てくれたと思います。
私としても痛みの元凶のドレーンを早く抜いてくれるのは大歓迎ですが、予定外の出来事に弱い性格なのでビックリしちゃいましたYo!
少し後に、看護師さんが来て「体から抜けているドレーン」を見て、目を見開いて、相当ビックリされてました。(プチパニック)
めったにない事なのかもしれません(笑)。

-<ドレーンを抜く(H先生)>-------
・胸帯を外してベットで横になる。
・息を止める。
・その瞬間に一気に抜く!(痛くない)
・縫う(痛くない)
・一緒に硬膜外麻酔の注射も抜いてくれた。
-------------------------------
麻酔はしてないと思うのですが、縫ったのも痛みは殆どなしです。


---<その他>-----------
・座薬は一日2錠まで。(痛かったら3錠まで追加OK)。
・嫌がる人が多いけど、座薬が一番効くと思う。
・胸帯は苦しいでしょう?つけなくていい。
・弾性ストッキングも脱いでいい。
  その場で自分で脱いだら、すっごい臭くなってた(笑)
-----------------------------
ドレーンを抜いて痛みが一気に引いたので、今後座薬は使いませんでした。
でも「3錠まで使っていい!」というのが、かなりの安心材料でした。


【退院日について】(引き続きF先生、H先生)
--------------------------------
・月曜か火曜に退院できる。
→水曜でお願いします…
--------------------------------
最初に貰った「しおり」的な物に「退院は8日後以降」となっていたので…。それで主人の休む予定を。。
今日は土曜日なので、月曜に会社を休むのは難しいし、火曜は既に予定があり。
私は、せっかくなのでもっとゆっくりしたかったんだけど、折衷案?で。
ただ、ドレーンを抜いたところで、退院のイメージが沸かないのですが。。


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手術翌日 病棟(2015-0828)

【病棟へ】<11時過ぎ>
無事1日で病棟に帰ってこれました。手術とICUのダンジョンクリアです。
 

【面会】<12:00>
遅刻しそうになった主人が、汗だくで駆けつけてくれました。ありがとう。


【ドレーン】
胸部に突き刺してあって、血を含んだ水を外に排出します。
これが、痛みの元凶。ICUにいたころは、傷から肩から何から痛くてわからなかったのですが、病棟に戻ってきたところで「ドレーンが痛い!」とはっきり分かるように。
体を立ててる場合は、大丈夫だったのですが、ベットを寝かしたとたんに、最大級の激痛!!!
神経に直接ドローンの管がゴリッと当たってるような…。
「ありえへん!痛い!」と。
とにかく痛かったです。
「若いから痛みに敏感」と看護師さん。神経も元気なのね…。


【歩行】
「痛いけど、手術翌日から歩かねば!」。手術前にさんざん脅されたので。
でも、ドレーンは電源のつなぎ替え等あって、勝手には歩けません。
看護婦さんに付き添ってもらって、歩きました。この日は2回?3回?歩きました。
看護師さんが忙しいので、思う時には歩けない事もありました。


【静脈注射】
左手は血管が限界だったとかで、抜きました(ICU?)。右手も指先から腕の方向に向かって刺さっていて、歩くために点滴の棒をつかむと、手首が曲がるので針が血管を突き破りそうで痛い。何かと引っかかって引っ張られ痛い…。
差しなおして頂けないかとお願いしたのですが、大丈夫だからとネットでまいただけでした。
ひっかからなくなってちょっとまし。


【食事】
昼・夜と普通食が出ましたが…。食べられない。
なんとかゼリーを少しだけ食べました。水は必至で採りました。


【面会終わり】<21時>
さみしくなります。


【硬膜外麻酔で問題が】<21時過ぎ>
理想はICUで抜くのですが、痛みが強いので、そのまま病棟に連れてきました。(痛みに弱い~)

ですが、問題発覚!
マクラを直そうとした時・・。ベットの背中部分が濡れている。見ると血もにじんでいる!
思わずナースボタンを。
すぐ来てくれて、「これはヤバい!」といった感じで、もう一人呼ばれ。さらにもう一人。
硬膜外麻酔が漏れてました。いつ漏れたのか?
ICUにいる時から、ずっと効かないと思ってたのはうまく入っていなかったのかしら?(確認してくれてたけど、汗だくだったし…。)
寝がえりでゴソゴソしていたのが悪かった?

ドクターにも連絡をしてくれたんですが、緊急性はないようで、とりあえず針は抜かずに薬から分離することに。
薬を外しても痛みは全く変わらずでした。効いてなかったのね。
汚れたベットはメイキングしなおしてくれました。
このとき、看護師さんに確認したのが、
---------------
・(神経に近い麻酔ですが)入っているのは柔らかい針で、抜けても神経を傷つけることはない。
---------------
神経は怖いですもんね。

この時対応してくれた一人が、入院以来、担当は一度もないけれど、補佐的によく診てくれていた(ICU見学や手術説明等)方で、色々と気を使ってくれていて本当に心強かったです。
遅い時間だったのに、すぐに対応して頂いてよかったです。


【座薬】
ドレーンのせいで、ベットを倒す事が出来なくて(倒すと激痛)。
この日も寝れないのかなぁと思っていましたが、座薬を入れてもらったら、一番効いて少し寝ることができました。「意識を失う→30分~1時間後に目を覚ます」を3回位繰り返しました。
座薬は若い担当の方が入れてくれましたが、全く痛くも不快でもなかったです。上手!





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手術翌日S-ICU(2015-0828)

<7時位?>
朝が明けました。外は見えませんが、部屋が明るくなりました。
痛みは、ましになったような、なってないような。
でも、朝になった事で「山を越えた!」感はありました。


【口腔科】
術前に診て頂いた口腔科の先生とスタッフが、歯を磨きに来てくれました。
何も食べてないのですが、それでも、歯を磨いてくれると気持ちいい。肺炎の予防にもなるのかな。
動けないので、うがいをした水も洗面器に受け取ってくれる親切ぶり。


【水を飲む】
術後初水です。全く飲みたくはなかったですけど(笑)
少し飲みました。確か、ロキソニンを一緒に飲んだと思います。


【朝ごはん】<8時>
なんと、普通食です。全くの普通。
吐き気はありませんでしたが、食欲もなし。全く食べられませんでした。
「牛乳だけでも?」ととっておいてくれましたが、飲まずにICUを去ることになりました。


【コードを少し外す】(多分)
・心電図
・間欠的空気圧迫装置
・鼻腔カヌラ(鼻から酸素)
マッサージは気持よかったんですけどね。


【担当】
この日は、若手(女性)とベテラン補佐(男性)のペアでした。
女性は若手らしく必死で、とても親切に接してくれました。
男性の看護師は初めてでしたが、子供の年が近いとか、話しをして気をそらせることができました。
親にとって、「子供の話」は鉄板です。子供の話が少しでも出来ると元気になります。


【自立で座る】
痰を出すためにベットをかなり起こして座っていましたが、自立は初めて。
レントゲンを車いすで撮りに行くためにも必要なのですが、、
座ったとたんに、、激痛!!!
傷口のイメージが、「限界まで熟しきったトマト2つを重ねて、一気に上から潰す!」
傷口がつぶれたトマトような感じです。
「無・・無理です!」と言って、再びベットへ。
その様子を見て、鎮痛剤(点滴)追加。でも、白い点滴がロキソニンと同じ成分らしく、使えないのでオレンジ色の鎮痛剤を使いました。


【体を洗ってもらう】
もう、汗だくだくだったので、すごい気持ちよかったです。
でも、着替えが浴衣しか持ってきてなくて、浴衣は裾がはだけて気持ち悪くなりそうだったので、術前に来ていたパジャマを着ました。
看護師さんが「新しいパジャマを病室から取ってきますよ。」と言ってくれたんですが、、、パッキングしてるから。。
諦めました。
手術前日(2015-0826)


【車いすで】
鎮痛剤が聞いてきたところで、車いすへ。
なんとか、やっと、、、という感じでした。
体に色々とついているので、看護師さんも大変です。術後初めてICUから出ました。


【レントゲン】
車いすでレントゲン室へ。S-ICUの「S」って何?とか教えてもらいながら到着。
パジャマにボタンがあるので本来なら着替えるのでしょうが、余裕なく、前を開けて撮りました。
立たなければならないので、両手で手すりをつかんで「ぅわぁぁぁぁぁ」となりながら、何とか立てました。
この時の傷口も、トマトが潰れる感じです。
この例え、わかるでしょうか??


【病棟へ】
一度ICUへ戻り麻酔医の診察を受けてから、再び車いすで病棟へ向かいました。



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